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ばすの独り言

140字では収まりきらないことを。

2016.3.5 Base Ball Bear@仙台darwin

※この記事は2016年3月15日、アメブロにて投稿したものに一部修正を加えたものです。

大学進学が決まり既にチケットを取ってある4月30日の「日比谷ノンフィクションⅤ」の前に1つライブに行きたいなと思い、Base Ball Bearが今年迎えるアニバーサリーイヤー(結成15周年&メジャーデビュー10周年)を記念したツアー「LIVE BY THE C2」の初日、仙台darwin公演に行ってきました。

しかし3月2日に公式サイトであのような発表があり、自分も湯浅将平のいないBase Ball Bearというものをなかなか受け入れられずワクワクというより一体どうなるのかという不安で3時間しか眠れないまま青春18きっぷを使って7時間掛けて仙台へ向かいました。

仙台darwinの入口には公式サイトに掲載されたコメントのコピーが貼り付けてあり、心なしか重い空気を感じました。

17時に開場。入口でアニバーサリーイヤー仕様のバンドのロゴが入ったステッカーを配ってました。岡山と高松でも配ってたようなのでこのツアーに来た人へのプレゼントのようです。

そして17時30分、開演。いつもと同じようにXTCの「Making Plans For Nigel」が流れてメンバーが登場。正直言ってここまではあの発表が度が過ぎたドッキリなんじゃないか?なんて少しだけ思っていたけれど、そんなに現実は甘いものじゃないと思い知らされました。最初の数曲はメンバーもサポートのフルカワユタカさんもどこか硬いというか顔が辛そうに見えて、ファンもこの日を迎えるにあたって辛かった人が多かったと思うけれどメンバーやスタッフの皆さんはファン以上に辛い思いをしているんだろうなということを感じました。 

ベボベのライブではいつも楽しみにしているMC。この日はあの発表に関するこいちゃんの謝罪から始まりました。細かいところを除けば公式サイトに掲載されたコメントがメンバーやスタッフが把握していることと殆ど同じとのこと。本当に誰も何が起こったかよく分からないまま湯浅はいなくなってしまったんだな…と感じました。

この時の湯浅に関する説明は3月7日に「ホウドウキョク」で放送された「真夜中のニャーゴ」のオープニングでも殆ど同じ内容のことを話しています。その様子はYouTubeにUPされていたりしているので気になる方はそちらをご覧になってください。「湯浅将平について」とかで検索すれば出てくると思います多分。

「もし誰かがやめることになれば俺もやめる」といったことをかつて言っていたという堀くんがこの状況の中それでもやりたいと言っていた、という話にはグッとくるものがありました。そしてBase Ball Bearというバンドは相当な覚悟を持って、ファンがこのイレギュラーな姿を受け入れてくれるかも分からない中今日このステージに立っているんだと思うとMCを聞きながら泣いてました。 

ライブが進むにつれて次第に湯浅がいない寂しさはあったもののいつも通りライブを楽しめるようになってきました。フルカワさんが前に出ることも多くなってきて、曲を合わせる時間が大してあったわけではないはずなのにしっかりとまとめているのが凄いと思ったしとにかく「ロックスター」はカッコよかったです。「どーもーロックスターでーす!」とMCで自ら切り出したりこいちゃんに突っ込むシーンもありいい雰囲気を作ってくれていました。

まだまだ自分自身が精神的に不安定で歌詞の内容から湯浅を思い浮かべたりしたり、あのMCからあの曲は反則だろ…という流れがあったりして結構泣きましたがそれ以上に笑うところもあり、そこはいつものベボベのライブでした。

アンコールに3人で出てきた時、そして湯浅の立ち位置を空けたままの演奏はこの日の中でも1番泣きました。メンバーの顔も鬼気迫るような表情、特に堀くんは泣いてたと前で見ていた人達が言うほど凄い表情でした(ただし岡山公演のMCで泣いてないと言っていたとのこと)。

2時間程度で終演。泊まりで時間もあったので出待ちをしてメンバーより先にタクシーで出たフルカワさん、そしてフルカワさんからやや遅れてワゴン車にメンバーが乗るところを手を振りながら見届けて長い一日は終わりを迎えました。

あの発表からもうすぐ2週間、そしてライブから10日が過ぎました。公式サイトのバイオグラフィーやベボ部を見るとまだBase Ball Bearには湯浅将平がいて、いつの間にかふらっと戻ってくるのかななんて思うこともあります。いつの日かまた4人のBase Ball Bearを見たいという気持ちもあります。もちろんそれがベストな形ではあるけれど、こいちゃんも堀くんも関根嬢も現実を受け止めて前を向いて進もうとしているんだということがライブを通して伝わってきました。

また、「ツアーのチケット持ってるけど湯浅がいないんじゃ…」と行くことを迷ってる人もいると思いますが、行かないと分からない部分もあると思うので迷ってるなら行って見てきて欲しいです。

今後ベボベがどういう活動をしていくかは分かりません。今回のツアーではフルカワさんをサポートメンバーに迎えたとはいえ、「VIVA LA ROCK」をはじめとする今後のライブでどのような編成を組むのか(3人で出てくるかサポートメンバーを迎えるかなど)、3人がどのような楽曲を作るのかも分からない状況です。ただあの日仙台でライブを見てからは3人でも大きなことをやってくるような気がするし、それをファンとして見ていきたいなと思っています。

次に自分がベボベを見る日比谷ノンフィクションⅤでは3人とフルカワさんの息も仙台公演以上に合ってくると思うし、そう思うと不安が少しずつ和らいでいくようなそんな夜でした。